1 00:00:01,320 --> 00:00:05,960 ディープラーニング技術に関する ビデオシリーズのパート2では 2 00:00:05,960 --> 00:00:09,480 パート1で作成した トレーニングデータを用い 3 00:00:09,480 --> 00:00:13,800 標識を行わずに核を検出するソフトウェア設定方法をご紹介します 4 00:00:13,800 --> 00:00:16,320 最初にディープラーニングのレイアウトタブに移動し 5 00:00:16,320 --> 00:00:23,720 ディープラーニングツールウィンドウの新しいトレーニングをクリックします 6 00:00:23,720 --> 00:00:25,640 新しいトレーニング名を変更し 7 00:00:25,640 --> 00:00:30,480 最初のビデオを再生しながら 作成したデータセットを選択します 8 00:00:35,520 --> 00:00:40,120 ダイアログボックスのOKをクリックし数秒間待機します 9 00:00:50,080 --> 00:00:52,960 入力チャンネルを選びます 10 00:00:52,960 --> 00:00:58,280 ラベルフリーで核を検出するには 透過光チャンネルを選びます 11 00:00:58,280 --> 00:01:02,120 今回はトレーニングデータを用い 位相コントラスト画像から 12 00:01:02,120 --> 00:01:07,000 核を検出するため 透過光ではなくPHを選びます 13 00:01:07,000 --> 00:01:12,520 トレーニングのラベルクラスは核のみで 前のビデオで定義しました 14 00:01:12,520 --> 00:01:15,960 トレーニング構成を選べます 15 00:01:15,960 --> 00:01:19,360 通常は標準ネットワークで問題ありません 16 00:01:19,360 --> 00:01:22,800 複雑な構成には大規模なネットワークが適しますが 17 00:01:22,800 --> 00:01:24,600 所要時間が長くなります 18 00:01:24,600 --> 00:01:31,560 ここではデフォルトの反復回数を維持します 必要に応じ後で増加できます 19 00:01:31,560 --> 00:01:37,240 NVIDIA Quadro P2000を使用した場合 処理時間は約50分でした 20 00:01:37,240 --> 00:01:40,440 精度確認方法は複数あります 21 00:01:40,440 --> 00:01:42,840 トレーニング層と 22 00:01:42,840 --> 00:01:45,960 ニュートラルネットワークが 核を識別した推論層と呼ばれる層の 23 00:01:45,960 --> 00:01:49,240 類似性がデフォルトで示されます 24 00:01:49,240 --> 00:01:53,160 最低値は0で最大値は1です 25 00:01:53,160 --> 00:01:57,680 トレーニング処理中に類似性が高くなります 26 00:01:57,680 --> 00:02:01,600 反復学習が終了するたびにチェックポイントが作成されます 27 00:02:01,600 --> 00:02:03,760 ニュートラルネットワークの精度を確認するには 28 00:02:03,760 --> 00:02:06,560 各チェックポイントでデータを検証します 29 00:02:06,560 --> 00:02:10,120 検証データはトレーニングデータセットから選びます 30 00:02:10,120 --> 00:02:15,040 赤いエリアは検証データの位相コントラストチャンネルから 推論される核です 31 00:02:15,040 --> 00:02:19,560 赤い丸はトレーニングラベルで 正しい核エリアを示します 32 00:02:19,560 --> 00:02:22,120 例ではデータに問題はないようですが 33 00:02:22,120 --> 00:02:24,320 いくつか検出もれがあります 34 00:02:24,320 --> 00:02:27,880 ニュートラルネットワークの保存は チェックポイントとトレーニング終了時に可能です 35 00:02:27,880 --> 00:02:29,960 例では続行します 36 00:02:29,960 --> 00:02:32,880 例では、チェックポイントを5つ作成し 37 00:02:32,880 --> 00:02:35,800 トレーニング処理が終了しました 38 00:02:35,800 --> 00:02:37,880 トレーニング完了です 39 00:02:37,880 --> 00:02:40,360 検出は非常に正確で 40 00:02:40,360 --> 00:02:45,080 最初のチェックポイントで認めたエラーはありません 41 00:02:45,080 --> 00:02:47,600 チェックポイント5のニュートラルネットワークを保存し 42 00:02:47,600 --> 00:02:55,280 他の画像で使用できます 43 00:02:55,280 --> 00:02:58,280 ニュートラルネットワークのトレーニングは完了しました 44 00:02:58,280 --> 00:03:00,680 カウントと計測レイアウトタブへ移動し 45 00:03:00,680 --> 00:03:04,240 ニュートラルネットワークを他の画像に適用します 46 00:03:04,240 --> 00:03:09,440 例で使う画像は インストールガイドから入手できます 47 00:03:09,440 --> 00:03:16,320 画像を2つ開きます 48 00:03:16,320 --> 00:03:21,360 ニュートラルネットワークを位相コントラストチャンネルへ 適用し核を推論します 49 00:03:21,360 --> 00:03:26,120 カウントと計測機能を 推論した核に適用しカウントします 50 00:03:26,120 --> 00:03:30,200 処理をワンクリックマクロとして記録します 51 00:03:30,200 --> 00:03:35,280 必要に応じバッチマクロのトグルを無効にし マクロの作成をクリックします 52 00:03:35,280 --> 00:03:47,920 マクロ名を定義し記録を開始します 53 00:03:47,920 --> 00:03:51,080 メニューバーからニュートラルネットワーク処理を選び 54 00:03:51,080 --> 00:03:57,160 ニュートラルネットワークを選びます 55 00:03:57,160 --> 00:03:59,360 入力チャンネルはPHにする必要があります 56 00:03:59,360 --> 00:04:03,920 ニュートラルネットワークを位相コントラストチャンネルで トレーニングしたからです 57 00:04:03,920 --> 00:04:15,280 マクロ記録の出力ボックスとして 新しいドキュメントの作成からチェックを外すことをお勧めします 58 00:04:15,280 --> 00:04:18,520 核を識別する推論結果層は 59 00:04:18,520 --> 00:04:21,040 確率層として示されます 60 00:04:21,040 --> 00:04:25,640 赤いエリアはPHチャンネルから推論した核を示します 61 00:04:25,640 --> 00:04:29,160 灰色の値はDAPI蛍光の強度ではなく 62 00:04:29,160 --> 00:04:32,840 物体が核である確率です 63 00:04:32,840 --> 00:04:35,200 画像はDAPIチャンネルを含みます 64 00:04:35,200 --> 00:04:37,400 データ検証のみが目的です 65 00:04:37,400 --> 00:04:41,000 推論処理に使用するためではありません 66 00:04:41,000 --> 00:04:45,840 追加の解析は カウントと計測モジュールで実施できます 67 00:04:45,840 --> 00:04:49,200 クリックし確率層を有効にします 68 00:04:49,200 --> 00:04:53,360 確率閾値が核に適用されます 69 00:04:53,360 --> 00:04:56,880 閾値を設定し2つの近接する核が 適切に分離され 70 00:04:56,880 --> 00:05:05,680 すべての核が適切に検出されるようにします 71 00:05:05,680 --> 00:05:09,720 各物体の計測結果は表に示されます 72 00:05:09,720 --> 00:05:13,520 この時マクロ記録を停止できます 73 00:05:13,520 --> 00:05:27,200 検出物体層が作成されたことを確認します 74 00:05:27,200 --> 00:05:33,520 解析処理はマクロの実行をクリックすると 他の画像へ適用できます 75 00:05:49,600 --> 00:05:53,320 戻って閾値をDAPIチャンネルへ適用し 76 00:05:53,320 --> 00:05:56,240 確率チャンネルと比較できます 77 00:05:56,240 --> 00:06:06,600 DAPIチャンネルを選び確認しやすいよう色を変えます 78 00:06:06,600 --> 00:06:10,680 近接する2つの核を分離することは 79 00:06:10,680 --> 00:06:13,680 閾値をどのように調整しても不可能です 80 00:06:13,680 --> 00:06:15,920 上位2つの物体を分離すると 81 00:06:15,920 --> 00:06:19,680 他の多くの核が適切に検出されません 82 00:06:19,680 --> 00:06:23,440 ニュートラルネットワークのラベルフリー核検出に 位相コントラスト画像を使うと 83 00:06:23,440 --> 00:06:28,760 従来のDAPI染色法よりも 精度が高いことを実証しています 84 00:06:28,760 --> 00:06:32,400 染色せずに核を識別でき 85 00:06:32,400 --> 00:06:35,840 ディープラーニングの技術で 86 00:06:35,840 --> 00:06:40,440 蛍光励起による光毒性を除外するため 細胞を健康な状態で維持できます 87 00:06:40,440 --> 00:06:45,160 cellSensソフトウェアのディープラーニング 技術の詳細は 88 00:06:45,160 --> 00:06:48,240 olympus-lifescience.comを ご覧下さい 89 00:06:48,240 --> 00:06:49,960 ご視聴ありがとうございます