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細部を見る目:2021年11月の人気顕微鏡画像

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人気顕微鏡画像

1年のうちで大好きな仕事の1つは、Olympus Image of the Yearコンテストに応募された素晴らしい作品を見ることです。皆さんも同じことがお好きなようで、今月の人気画像には過去の応募作品がありました。私たちは皆さんの作品を見るのが大好きなので、ぜひシェアしてください。

顕微鏡で見た複眼


今月の人気トップ画像はKate Murphyさん(@histoqueenofhearts)によるものでInstagramテイクオーバーからの作品であることにお気づきの方もいるかもしれません。このシリーズは目にフォーカスしています。

Kateさんは言います。「複眼は昆虫や甲殻類に見られます。複眼は個眼というたくさんの視覚器官からできています。各個眼には、それぞれ角膜、レンズ、光受容細胞があります。昆虫は1つの眼球に数千もの個眼を持つ場合があります。複眼の画像解像度はとても貧弱なことが分かっています。ですが、非常に広い視野と速い動きを察知する能力で補っています。

ここに示した画像は、ムシヒキアブの眼球です。ムシヒキアブは離眼的で、2つの複眼が頭部の両側に分かれて対称的な位置にあります。画像の一番外側にある層には、目の外部を構成するたくさんのレンズが見えます。内側に向かってそれに続く層は、色素細胞、視細胞、神経線維、視神経です。このサンプルはホルマリンで固定してH&Eで染色しました」

画像提供と説明:Kate Murphy氏。オリンパスBX40顕微鏡で撮影。


顕微鏡で見たクジャクの羽

ご存じですか?クジャクは尾腺から分泌される油で羽を防水処理できます。水滴は羽に浸み込まずに、玉しずくのようになって付着します。この見事なクローズアップ画像は、2020 Image of the Yearコンテストへの応募用に撮影されました。

画像提供:Mikhail Gribkov氏。2020 Image of the Year Award応募作品。オリンパスCX23顕微鏡で撮影。

2021 Image of the Yearコンテストは作品を募集中です。詳細はolympus-lifescience.com/iotyをご覧ください。


顕微鏡で見たエゾゲンゴロウモドキ

騙されてはいけません。このゲンゴロウは、見た目は美しいですが、実は残忍な共食い性がありますエゾゲンゴロウモドキは幼虫のときでさえ仲間を捕食します。付属器官を獲物に注入し、液状化した器官を堪能し始めるのです。

画像提供:Karl Gaff氏。X Line対物レンズとともにオリンパスBX51顕微鏡で撮影。


顕微鏡で見た寄生ダニ

よく見ると、この寄生ダニの一種ヤリタカラダニはガガンボの胸部に取り付いています。

画像提供:Leonardo Capradossi氏。2019 Image of the Year Award応募作品。オリンパスLMPlanFl 20X対物レンズ(0.40 NA)で撮影。


顕微鏡で見たワムシ

これは米航空宇宙局(NASA)の宇宙探査機の設計図ではありません。トゲナガワムシです。これも11月の画像で、Håkan Kvarnströmさん(@micromundusphotography)による「X Line対物レンズによるミクロの世界の探索」シリーズからの作品です。

この種は北米を起源としていますが、いくつもの大陸に侵入しているとみられます。この個体はスウェーデンのメーラル湖で見つかりました。

画像提供:Håkan Kvarnström氏。オリンパスX Line対物レンズで撮影。


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マーケティング・コミュニケーション、マネージャー

Kerry Israel氏は、Olympus Corporation of the AmericasのScientific Solutions Groupのライフサイエンスのマーケティングおよびコミュニケーションのマネージャーです。Brandeis Universityで文学士号を取得し、広告・ソーシャルメディア戦略からグラスルーツアウトリーチまで、マーケティングのすべての側面で15年を超える経験を有しています。

2021年12月21日
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