サンプルの細部から、新しい情報を明らかにするには、観察法とコントラストを最適化しなければなりません。しかし、顕微鏡を変更するのでは手間と時間がかかってしまいます。
下図は、異なる明視野カートリッジを用いて撮影されたゼブラフィッシュの画像です。高コントラストのカートリッジを使用すると、内部構造をより詳細に観察できます。
低コントラスト | 標準コントラスト | 高コントラスト |
また、低コントラスト、標準コントラスト、高コントラストという3種類の偏射照明カートリッジも選択可能です。偏射カートリッジにより、光の角度を変えて適切な照明条件に合わせることができます。
以下の動画でその仕組みをご覧ください。高コントラストスロットを使用して光の角度を切り替えると、ゼブラフィッシュの像は変化します。
さらに、観察法のフレキシビリティを高めるために、暗視野カートリッジと偏光カートリッジが利用可能です。
暗視野カートリッジを用いて撮影されたメダカ
また、架台はLEDを用いた透過照明を提供することにより、サンプル損傷の要因となる熱の発生を減らし、ランプの寿命を延ばします。