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あらゆる教育環境で安全に顕微鏡を使用する方法

著者  -
教育用顕微鏡

教師、親、生徒たちが学校の再開を検討し、COVID-19の世界的流行で今年度が過去の年度と比べてどのようになるかと思っているさなかですが、多くの問題が残っています。

リモート授業、対面授業、またはこの2つの組み合わせのどれになるのでしょうか。 この時期、多くの学校組織は機動的であることと、環境の変化に応じて教育カリキュラムをすばやく変更できるように準備しておくことが求められます。

多くの科学教師が知りたいと思っているのは次の問題です。

  • 顕微鏡をリモートまたは安全なソーシャルディスタンス手順で使用するにはどうすればよいか。
  • 実際のスライドグラスからサンプルを見せるのではなく、顕微鏡の画像をオンラインで探す必要があるか。
  • リモート授業の場合も対面授業の場合も、カリキュラムに顕微鏡をどのように組み入れるか。

今年度の授業がリモート、対面、またはその中間の形で始まったにせよ、科学のカリキュラムに顕微鏡を組み込む方法はたくさんあります。 ブログでは、授業に顕微鏡をうまく組み込む安全な方法をいくつかご紹介します。

リモート授業でバーチャル顕微鏡を使う6つのヒント

今年度の授業がオンラインで始まった場合でも、カリキュラムで顕微鏡を使用できます。

生徒たちが顕微鏡の正前に座って、手で触ったり調整したりできませんが、さまざまな教育用顕微鏡コンテンツを生徒にオンラインで見せることができます。

役に立つ6つのヒントは次のとおりです。

対面での授業や実習を行える場合、生徒は顕微鏡を実践的に体験できます。 教室で安全に顕微鏡を使用する3つのヒントを紹介します。

オリンパスが提供しているEP50デジタルカメラでは、生徒が顕微鏡とカメラを操作してWLAN接続経由で画像を共有でき、他の生徒はタブレット、ノートパソコン、またはスマートフォンを使用してついて行くことができます。 この機能を教師が使用して、生徒が見ているものを顕微鏡に触れずに確認することもできます。 このワイヤレスデジタルイメージングシステムを使用すれば、生徒と教師が画像をキャプチャし、基本的な測定を行い、スライドに注釈を付けることも可能になります。

パンデミックによって未知のことだらけになり、教育現場が突如として変化する可能性があることを知った今、リモート授業と対面授業のどちらでも、科学のカリキュラムに顕微鏡を取り入れやすくするいくつかのアイデアを、ブログでみつけていただければと思います。

科学の授業において健康で安全な学習環境を維持する方法の追加情報については、COVID-19 CDC considerations for schoolsをご覧ください。

教育用顕微鏡に関するご質問は、こちらからお問い合わせください。 いつでも喜んでお手伝いします。

もうじき始まる新年度が良い年になりますようお祈りしています。

顕微鏡のクリーニング・消毒方法

教育用顕微鏡購入の際に求めるべき6つの機能

ビデオ:生徒が使いやすいCX23顕微鏡の設定方法

インフォグラフィック:生物顕微鏡の調整

  1. 顕微鏡を見せてさまざまな機能を紹介:コンピューターのカメラを使用して、接眼レンズ、対物レンズ、粗微動フォーカスノブ、ステージ機構部を表示します。
  2. ガラススライド画像をオンラインで共有:これを行うには、デジタルカメラが装備された顕微鏡と、カメラを実行可能なソフトウェアが必要になります。
  3. 画面をシェアしてカメラソフトウェアを生徒に表示:これを行うには、Zoom、Microsoft Teams、または同様の遠隔会議ツールを使用します。 多くの遠隔会議ツールやカメラソフトウェアでは、画像に注釈を付けて対象エリアを囲んだり強調表示したりできます。

    顕微鏡カメラを使用したリモート授業
    カメラソフトウェアを表示して、生徒を授業に惹きつけ続けます。 126

  4. 生徒に画面をコントロールさせ授業の対話を増加:生徒に画面をコントロールさせ、スライドの別のエリアを示せるようにします。
  5. 顕微鏡の最良実施例についてビデオチュートリアルを共有:共有画面でビデオを再生した後、生徒とビデオを共有することで、課題時の資料になります。 例えば、生物顕微鏡の設定方法に関するこのビデオを共有できます。

    対面授業で安全な距離を保ちながら顕微鏡学習を行う3つのヒント

  6. 他の役立つコンテンツにリンク:オリンパスでは、生徒が24時間いつでもオンラインでアクセスできる豊富な教育用資料を、ディスカバリー・ブログリソースセンターに用意しています。 例えば、生物顕微鏡の調整に関するガイドは、顕微鏡のさまざまな特徴や機能を紹介する際に役立ちます。

    顕微鏡の各部
    生徒たちは図、ビデオ、インフォグラフィック、その他のオンラインリソースを使用して、顕微鏡の各部について学習できます。

    1. クリーニング方法を確立:留意すべき1点は、顕微鏡の使用前と使用後に正しくクリーニングと消毒を行うことです。 二重のクリーニング方法によって機器をしっかりクリーニングできる上、生徒に顕微鏡の正しいクリーニング方法を練習させることにもなります。 オリンパスの顕微鏡をクリーニングする際の推奨事項について、ブログ顕微鏡のクリーニング・消毒方法についてに従ってください。
    2. ソーシャルディスタンシングを考慮して顕微鏡を配置:1人1台の顕微鏡がそろっている場合は、1方向に向けた机に2メートル以上の間隔を空けて配置します。 机ではなくテーブルを使用する場合は、テーブルの片側のみに間隔を空けて顕微鏡を配置します。
    3. グループごとに1人の生徒をリーダーに選定:顕微鏡の数が十分でなく、別の方法が必要な場合は、生徒の各グループに1台の顕微鏡を割り当て、1人の生徒だけに顕微鏡を操作させるのも一案です。 デジタルカメラを顕微鏡に装着すれば、グループ内の他の生徒は自分のノートパソコン、モバイルデバイス、またはタブレットで画像を見ることができます。
プロダクトマネージャー

Janeen Manning氏は、Evidentの臨床・教育用顕微鏡のプロダクトマネージャーです。Evident入社前は、感染症専門の医療機器会社に勤務していました。メイン大学で生物化学、微生物学、分子生物学の理学士号を取得し、ハーバード大学でバイオテクノロジーの修士号(MLA)を取得しています。

2020年8月31日
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