Olympus Image of the Year Award 2021グローバル規模では初開催となったImage of the Year Award 2021へ、たいへん多くのご応募をいただき、ありがとうございました。 最新のImage of the Year Awardに関する情報はこちらをチェックしてください。 |
地域最優秀賞
入賞
![]() 2つの細胞の分離しかかった核が、ハートとハートをつないだような形でイメージングされたものです。核はラミンにより標識されました。 | ![]() ミバエの卵巣。 | ![]() マウス脳のGABAニューロン。 |
![]() オオヒメハギの自家蛍光画像。共焦点顕微鏡で撮影。最大輝度投影でレンダリング。 | ![]() 青い自家蛍光を発する星状の防御毛が、ウツギの葉の表面を覆っています。赤い蛍光を発する葉の葉緑素の詰まった細胞を背景にして、毛の輪郭が浮かび上がっています。 | ![]() 仔魚期ゼブラフィッシュの発達中の神経系。この画像は、受精後6日目のゼブラフィッシュの軸索投射を色分けして投影したものです。 |
![]() ヤネガタウラウズガイの歯舌。コンゴーレッドで染色。10X(0.45 NA)対物レンズを使用して撮影。深さを色分けして投影。 |
審査員
![]() | Wen-Biao Gan, NYU Grossman School of Medicine 神経科学・生理学部門 兼任教授1986年に清華大学でレーザー物理学の学士号を取得し、1995年にコロンビア大学で神経生物学の博士号を取得。2012年にニューヨーク大学医学部神経科学科の終身教授に就任。過去20年間、学習・記憶、睡眠機能、ミクログリアの生物学などの分野で多岐にわたる研究を行ってきた。 |
![]() | Anne Beghin, シンガポール国立大学メカノバイオロジー研究所 助教学界と産業界で15年にわたる幅広い研究経験を持ち学際的に活躍。2007年、リヨンのクロード・ベルナール大学で腫瘍学の博士号を取得後、リヨン大学の光学顕微鏡部門に移り、4年間にわたり顕微鏡プラットフォームの構築、ライブセルイメージングソリューションおよび画像解析サービスの開発を担当。その後、シンガポールのメカノバイオロジー研究所(MBI)に移り、高度なイメージングとHCSを用いてオルガノイドの研究を行っている。 |
![]() | Wendy Salmon, ノースカロライナ大学チャペルヒル校医学部 Hooker Imaging Facility in the Cell Biology ディレクター2021年9月より、ノースカロライナ大学チャペルヒル校医学部のHooker Imaging Facility in the Cell Biologyでディレクターとして勤務する傍ら、ウッズホールの海洋生物学研究所(MBL)で年1回行われる分析・定量光学顕微鏡短期コースの共同監督を務める。 |
![]() | Geoff Williams, ブラウン大学 ルデュックバイオイメージングファシリティ マネージャーブラウン大学のルデュックバイオイメージングファシリティで、14年の間マネージャー職を担う。コネチカット大学では、視覚芸術・科学・テクノロジー、そして顕微鏡技術を組み合わせて顕微鏡法(電子と光)を研究、その後、ミシガン州立大学院で修士課程を修了し、セントラルミシガン大学でイメージング施設の運営に携わるようになる。過去20年以上にわたり、電子顕微鏡と光学顕微鏡の両方の技術者として技術を磨く中で、科学的な価値に加えてそれぞれの画像が持つ美しさに注目するようになる。「Nanoscape」と名付けられた作品シリーズは、日常の生活の中では見逃してしまうようなミクロの世界を、触覚的かつ印象的に描き出す。 |
![]() | Harini Sreenivasappa, ドレクセル大学 細胞イメージングセンター ファシリティマネージャードレクセル大学における光学顕微鏡の中核施設である、セル・イメージングセンターのマネージャーを務める。テキサスA&M大学の大学院で顕微鏡観察と出会い、心臓血管疾患の血管壁リモデリングで起こる、細胞の感知と適応に対する微小環境刺激の役割に関する研究に取り組んだ。この研究が、最終的に生物医学工学の博士号につながることになった。原子間力顕微鏡(AFM)や、回転ディスク共焦点、全反射照明蛍光(TIRF)顕微鏡など、さまざまな顕微鏡技術を横断して10年以上の経験を持つ。ASCBのCOMPASS Outreach助成金により、テキサスA&M大学(TAMU)の研究者による顕微鏡写真を無料で公開したTravelling Micrographs展覧会を企画実施し、キュレーションを担当。一連の展示では、TAMUにおける研究の内容を地域社会と共有し、イメージング研究への関心をかきたてることを目指した。 |
![]() | Siân Culley, ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン MRC-LMCB 博士研究員2009年の夏の研究プロジェクトで本格的に顕微鏡の使用を開始し、マウスの蝸牛におけるカルシウムシグナル伝達を研究する中でより深くイメージングに携わるようになる。ロンドン大学で博士号を取得し、そこで新しいSTED顕微鏡技術を開発、CW-STEDの基礎となる光物理学を調査。2014年からは、UCL分子細胞生物学研究所のポストドクターとして、リカルド・エンリケス教授と共同研究に取り組む。現在は、特にオープンソースの画像分析を通じて、超解像顕微鏡の新しい手法を開発中。また、コースや会議での指導を通じてイメージング技術を広めることにも情熱を傾けており、Royal Microscopical Societyとは共同で「Women in Microscopy」と題したオンラインリソースを設立した。 |
![]() | Stefan Terjung, EMBLハイデルベルグ ALMF オペレーションマネージャーハイデルベルク大学で生物学と化学を学ぶ中で、顕微鏡技術に対する強い関心を持つようになる。細胞生物学研究所では、論文執筆のため、二光子顕微鏡の生物学的応用に取り組んだ経験も持つ。2003年にEMBLハイデルベルクの先進光学顕微鏡施設(ALMF)に加わり、2004年にはハイデルベルク植物科学研究所(HIP)で植物学の博士号を取得。 EMBLハイデルベルグでは、光学顕微鏡技術に関する講座の企画と指導に携わっている。 |
![]() | Rachid Rezgui, ニューヨーク大学アブダビ校 顕微鏡コアファシリティ 研究員ドイツのライプニッツ・ハノーバー大学で物理学を学び、フランスのエコール・ポリテクニークで生物物理学の博士号を取得、1分子レベルでのDNAとタンパク質の相互作用研究に取り組んだ。2014年にニューヨーク大学アブダビ校の顕微鏡コアファシリティ部門に加わり、以来、あらゆる種類の顕微鏡(二光子、超解像、共焦点、蛍光寿命、広視野など)に携わってきた。顕微鏡専門家であると同時に、現役の研究者でもある。サンプルの準備からトレーニング、撮影、後処理、コア施設の管理など、光学イメージングのあらゆる側面に携わっている。 |
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Image of the Year 2020 – グローバル最優秀賞受賞者
![]() | 受賞者:Werner Zuschratter (Germany). Zuschratter氏によるコメント:固定された鮮明なラット全胚をとらえた、3チャンネルの大規模共焦点画像。 2つのチャンネルは組織の異なる自己蛍光色を表し、3つ目のチャンネルはアリザリンレッドで染色した骨格を表しています。 |
Image of the Year 2020 – 地域最優秀賞
BioScapes – 2004~2014
2004年から10年の間実施されたオリンパスBioScapesに約70カ国から応募された計2,500作品に及ぶ顕微鏡写真の中から、美しい入賞作品をご紹介しています。 |
応募方法
スケジュール
- 応募:2021年10月18日(日本時間正午)~ 2022年3月1日(日本時間13時59分)
- 審査員は、提出された顕微鏡画像の芸術的、視覚的側面、科学的影響、技術熟練度の観点から審査を行います。
応募枚数
- 一人3作品まで応募可能。
- 画像フォーマットはJPEGまたはTIFFのみ、画像サイズは合計10MBまで。
応募作品の著作権について
- 弊社はプロモーションの為に本コンテスト期間中および本コンテスト終了後に弊社Webサイト、カタログ、ポスター、雑誌書籍、学会及びその他イベントでの展示、作例等プロモーションに使用します。
- 応募者は画像の作成者としてクレジットされるため、アップロードされた画像の作成者である必要があり、その画像はいかなる第三者の権利も侵害しないことに注意してください。詳細については以下「応募規約」を参照ください。
注意事項
- 18歳以上であれば、どなたでも応募可能です。
- 応募いただける画像は、光学顕微鏡画像に限ります(電子顕微鏡やマクロ写真は応募対象外となります)。
- 弊社関係者(当事者、関連会社含む)の投稿は禁止します。
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