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IXplore Live

正確なライブセルイメージング

正確なライブセルイメージング用に設計されたXplore Live顕微鏡システムは、生理学的実験での光退色の抑制と細胞活性の維持に役立ちます。

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保温箱と合わせて使用が可能
顕微鏡用CO2培養装置(製造元:株式会社東海ヒット)
温度・CO2 制御チャンバー(製造元:株式会社東海ヒット)
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生きたサンプルのニーズに合致

生細胞の成長と増殖には環境を注意深く維持する必要があるため、当社では進化する研究ニーズに応える顕微鏡ベースの培養システムを各種取りそろえています。ボックス型培養システム*は、顕微鏡の一部を培養器内に収めることで、数日にわたるタイムラプス観察を可能にします。それより短いタイムラプス実験は、ステージトップ顕微鏡CO2培養システム*で実施できます。このシステムはステージに収まり、使用しないときは簡単に取り外すことができます。

どちらのシステムも、温度、湿度、CO2濃度を高精度に制御することより、ディッシュやウェルプレートの周辺環境を一定に保ちます。これによって細胞活性が維持されて、タイムラプス観察の信頼性が増し、よりよいデータを得られます。

*他社製品

一定した環境制御

このSelectScience社のインタビューでは、コペンハーゲン大学Center for Protein Research/Danish Stem Cell Centerの顕微鏡観察スペシャリスト、Jutta Bulkescher氏が、施設で行っている広範な研究について語り、厳密な生理学的条件下で細胞を維持しながら幹細胞解析を確実に行う上で、当社のcellVivo培養システムがいかに役立っているかを説明しています。

ハードウェアの安定性

IXploreシステムのフレーム構造とフォーカスドライブ設計によって、顕微鏡に対する振動や温度変化の影響を抑える堅牢性が強化されています。これがZ軸方向のピント位置の維持に役立ち、確実なタイムラプスイメージングが容易になります。IXplore LiveシステムをTruFocusシステムと組み合わせて使用すると、位置とピントが合った高精度タイムラプス画像を取得できます。

ライブセルイメージング

当社のシリコーンオイル浸対物レンズでは、タイムラプス実験中に生きたサンプルの鮮明な画像を観察できます。シリコーンオイルの屈折率(ne約1.40)は生組織の屈折率(ne約1.38)とほぼ同じであるため、屈折率の差によって生じる球面収差の影響を受けにくく、生組織の深部を高解像観察できます。シリコーンオイルは乾いたり固まったりせず、浸液補充の必要がないため、長時間のタイムラプス観察に最適です。

高NAと長いW.D.を実現したシリコーン浸対物レンズ
高NAと長いW.D.を実現したシリコーン浸対物レンズ
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オブジェクトトラッキング

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細胞の移動と成長のモニタリング

タイムラプス画像またはZ-スタック画像で生細胞の移動や分裂を解析するには、cellSensのオブジェクトトラッキングおよびカウントアンドメジャーソリューションを使用します。細胞密度計測ツールを使用すれば、蛍光画像に加えて位相差画像で細胞密度を計測できます。

高速のデコンボリューション

当社のcellSens Dimensionソフトウェアには、画像のプレビューおよび取得時の2Dライブボケ修正機能があり、厚みのあるサンプルにピントを合わせやすくなります。さらに高度なTruSightデコンボリューションでは、CIデコンボリューションソリューションによるボケ修正が可能です。TruSightは強制反復デコンボリューションアルゴリズムを使用し、GPUによる高速処理で解像度、コントラスト、ダイナミックレンジを向上させます。実験効率を高めるために、デコンボリューション処理をGraphical Experimental Manager(GEM)のマクロ機能として設定できます。

左:オリジナル画像/右:デコンボリューション処理後

左:オリジナル画像/右:デコンボリューション処理後

蛍光を効率よく検出する高S/N蛍光ミラーユニット
蛍光を効率よく検出する高S/N蛍光ミラーユニット
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広い視野

ミラーユニットやフライアイ蛍光投光管システムなど、広視野を備えた当社の光学装置では、均一に照らされた蛍光画像が得られるほか、大型センサー付きのsCMOSカメラを使用できます。

操作性

cellSens DimensionソフトウェアのGraphical Experimental Manager(GEM)では、全自動多次元観察(X、Y、Z、T、波長、位置)が可能で、実験の設定が容易になります。効率を高めるために、デコンボリューション処理の実行などのマクロ機能をGEMで設定できます。

操作性

参考文献

S. Wakayama, et al. Chemical labelling for visualizing native AMPA receptors in live neurons. Nature Communications (April 7, 2017). 

S. N. Cullati, et al.  A bifurcated signaling cascade of NIMA-related kinases controls distinct kinesins in anaphase. The Journal of Cell Biology (June 19, 2017).

L. Gheghiani, et al. PLK1 activation in late G2 sets up commitment to mitosis. Cell Reports (June 6, 2017).

D. Nakane and T. Nishizaka, et al. Asymmetric distribution of type IV pili triggered by directional light in unicellular cyanobacteria. PNAS (June 5, 2017).

T. A. Redchuk, et al. Near-infrared optogenetic pair for protein regulation and spectral multiplexing. Nature Chemical Biology (March 27, 2017).

S. Barzilai, et al. Leukocytes breach endothelial barriers by insertion of nuclear lobes and disassembly of endothelial actin filaments. Cell Reports (January 17, 2017).

J. Humphries, et al. Species-independent attraction to biofilms through electrical signaling. Cell (January 12, 2017).

A. Prindle, et al. Ion channels enable electrical communication in bacterial communities. Nature (October 21, 2015).

K. G. Harris, et al. RIP3 regulates autophagy and promotes coxsackievirus B3 infection of intestinal epithelial cells. Cell Host & Microbe (August 13, 2015).

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