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UIS対物レンズ

戦後、対物レンズは、Planシリーズ、Mplanシリーズ、長頸対物レンズのLBシリーズと開発が進みました。また、工業系用途向けに、機械的鏡筒長を無限遠化(IC:Infinity Corrected)した対物レンズも投入。ラインアップの充実を図ってきました。
そして、昭和63年(1988年)、「顕微鏡は新光学系UISに全面切りかえ」という大きな決断がなされました。「UIS」(Universal Infinity System)と名付けられた新光学系は、「さまざまなニーズに応えられる理想的な顕微鏡」をコンセプトとし、次のような特長を備えています。

  • すべての観察法において、世界最高レベルの解像力とコントラストを実現する。
  • 生物学系、工業系の設計思想を統一するために無限遠光学系を採用。高いシステム拡張性を確保する。
  • ひとつの対物シリーズで、あらゆる観察法に対応できるユニバーサル対物レンズのラインアップを図る。
  • 標準観察視野数(視野数は視野の広さを表す単位)を22に拡大。また、対物レンズの可動範囲を広くして操作性を向上させる。

新たなる設計、より適した硝材の開発、薄膜コート(マルチコート)の開発、製品品質の安定化、原価低減のためのレンズ自動加工法の開発 — 開発部隊と製造部隊が一丸となった総力戦の末、製品は完成しました。
UIS対物レンズシリーズのデビューは、平成5年(1993年)。UIS対物レンズは、AX、BX、CXシリーズ、そしてIXシリーズの商品力を高めることに貢献。

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