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テキサス大学ダラス校

Evident Discovery Centerプログラム
 

テキサス大学ダラス校(UT Dallas)は、北部テキサスの中心部にある先駆的機関です。1969年の創立以来、州で一番の科学・工学プログラムの一端を担うという当初のビジョンを掲げ続けています。

UT Dallasの学生が豊富な学習リソースを享受できるのは、精鋭の教員陣と学生を惹きつける集中的な取り組みの賜物です。ノーベル賞受賞者や全米アカデミーのメンバー6名に加え、550名の終身雇用および終身雇用の教授陣が在籍しています。さらにUT Dallasには、研究や実践的な学習機会を促進するセンター、ラボ、機関が数多くあります。

Evident Discovery Centerプログラム

Bioengineering and Sciences Building

UT DallasのBioengineering and Sciences Buildingは、優れた医用生体工学研究を支える世界的な研究環境です。220,000平方フィートの建物は、学内最大の学習棟です。この建物は、生物工学や神経科学のプログラムのほか、生物学や化学の関連プログラム用の研究スペースに当てられています。

オープンから間もないこの施設は、近接する複数の学科の研究室や教授に学際的研究環境を提供しています。UT Dallasでは、この最新のツールと機器を備えた最先端研究スペースが同大の研究力を促進し、世界中からさらに精鋭の教員陣と学生を集められることを期待しています。

テキサス大学ダラス校での研究

UT DallasのBioengineering and Sciences Buildingで行われている研究は、生物工学、神経科学、生物学、化学の重要な共同研究を代表するものです。

こうした共同研究の1例として、School of Behavioral and Brain Sciences、Erik Jonsson School of Engineering and Computer Science、School of Natural Sciences and Mathematicsの教授が参加するプロジェクトが挙げられます。 Dr. Ted Price(神経科学准教授)は、Dr. Zak Campbell(分子生物学・生化学准教授)およびDr. Joe Pancrazio(副学長、生物工学教授)と手を組み、新しい疼痛治療法をスクリーニングするため革新的な測定を行うプロジェクトに取り組んでいます。


 

教員陣

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Dr. Seth Hays

Dr. Haysの研究では、神経可塑性(脳が変化する能力)の強化による神経疾患の治療に重点を置いています。研究の一環として、出血性および虚血性脳卒中のモデルに迷走神経刺激の試験を行い、臨床の脳卒中患者に見られる悪化因子に耐える回復力の強化を目指しています。

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Dr. Nikki Delk

Dr. Delkは、骨に転移すると治療不可能とされているがん(特に前立腺がんと乳がん)を研究しています。Dr. Delkの研究対象はオートファジーと、がんの治療抵抗性におけるその役割です。がん細胞内のオートファジーを制御するシグナル伝達経路を突き止め、その経路を治療標的として使えるように取り組んでいます。

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Dr. Greg Dussor

Dr. Greg Dussorの研究では、片頭痛の病理学的機構と治療標的の解明に焦点を当てています。片頭痛の原因として最も可能性が高いのは、髄膜からの末梢侵害シグナル伝達の活性化であるため、Dussor研究室では、硬膜求心性の活性化/感作に関わる細胞機構の特定と、これらのニューロンの中心端部における可塑性の解明に重点を置いています。

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Dr. Heather Hayenga

Dr. HayengaはVascular Mechanobiology Labの主任研究員で、チームの仲間と共に、実験モデルと計算モデルを使って循環器疾患の進行の解明と回避について研究しています。

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Dr. Jay Kim

Dr. Kimの研究では、がんの腫瘍微小環境リモデリングと代謝リプログラミングの制御における、低酸素応答の役割の解明に焦点を当てています。また、間質細胞(線維芽細胞、脂肪細胞、炎症細胞など)ががんの進行に果たす役割の解明にも取り組んでいます。

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Dr. Ted Price

Dr. Priceの研究では、神経可塑性によって、脳が感覚系から侵害受容情報を受け取る方法がどのように変化し、これが患者の慢性痛にどのように関係するかを扱っています。研究の中で、けがの後に感覚ニューロンの興奮性を制御し、痛みの慢性化の原因となる中枢神経系の可塑性を仲介する、新しい標的を複数発見しました。

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Dr. Zhenpeng Qin

Dr. Qinと彼のチームはバイオナノインターフェースについて研究し、それを生物医学分野に応用しています。現在は、サーモプラズモニックの原理と、生物系とナノ材料の界面におけるその作用に重点を置いて研究を行っています。

 


 

Dr. Joseph Pancrazio

「エビデントとのパートナーシップを通して、私たちの最先端イメージング施設では教員陣が革新的な生物分子科学を追求できます。また、この施設のおかげで、非常に優れた教授志願者や学生が大学コミュニティに集まってくれます。」―Dr. Joseph Pancrazio(UT Dallas副学長、生物工学教授)


 

スポットライト

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テキサス大学ダラス校のシステム

FLUOVIEW FV3000RS共焦点レーザー走査型システム

FV3000

高速現象や生理学的事象のライブ観察と記録を可能にするハイブリッドレーザー走査型ユニットでは、ガルバノメータースキャナーを精密スキャンに、レゾナントスキャナーを広視野の高速イメージングに使用しています。

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FLUOVIEW FVMPE-RSツイン多光子励起システム

FVMPE-RS

生物試料の深部を高感度・高分解能でイメージングできるFVMPE-RSツイン多光子励起レーザー走査型顕微鏡は、生きた組織内部で細胞が機能し、相互作用する様子を明らかにします。

詳細はこちら

SD-OSRスピニングディスク型共焦点顕微鏡システム(Olympus Super Resolution内蔵)

SD-OSR

従来のスピニングディスク型顕微鏡では見えなかった微細な高周波成分を捉えるSD-OSRシステムの高品質な光学系、Yokogawa W1スピニングディスク技術、 そしてエアリーディスクのオーバーサンプリングは、信号強化、ノイズ低減、120nmまでの超解像イメージングを実現します。

詳細はこちら

cellTIRF同時4色TIRFモジュール(IX83倒立顕微鏡フレーム)

cellTIRF同時4色TIRFモジュール(IX83倒立顕微鏡フレーム)

幅広い実験プロトコルに対応するcellTIRFモジュール付きIX83顕微鏡は、全反射照明蛍光(TIRF)、一分子局在化顕微鏡法(SMLM)、光退色後蛍光回復法(FRAP)などの先進的なイメージング法を可能にします。

詳細はこちら

VS120バーチャルスライドスキャナー(100スライドローダー付き)

VS120

定量分析用に高解像の明視野または蛍光画像スライドを取得するVS120システム(100スライドローダー付き)は、高スループットの研究や病理学向けに設計された信頼性の高い堅牢な装置です。

詳細はこちら

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