イントロダクション

インキュベーションモニタリングシステム OLYMPUS Provi CM20は、インキュベーター内で培養中の細胞の数や密度を自動で計測できます。また、得られたデータはPCやタブレットからいつでも確認できるため、これまで計測に費やしていた時間やコストが大幅に削減されます。培養状況を確認するためにクリーンルームに入ってインキュベーターからサンプルを取り出す必要がなく、環境変化やコンタミネーションのリスクを抑えて培養を行うことができます。

また、実験の上流工程である細胞培養における細胞の品質は、下流の実験へ大きく影響します。細胞サンプル自体のバラつきに加え、作業者の熟練度によっても品質が左右されることが課題となっていました。OLYMPUS Provi CM20で自動作成された培養プロセスの記録を共有化すれば、細胞培養における作業者によるバラつきを減らし、実験の再現性・一貫性を向上させることが可能です。
 

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