RICS（ラスターイメージ相関分光法）

ラスターイメージ相関分光法(RICS)は、分子の拡散係数および分子数を1つの全体イメージで解析する方法です。RICSでは空間相関アルゴリズムを使用して指定領域の拡散係数と分子数を計算します。相互相関RICS (ccRICS)は、2色で蛍光標識分子を使用して分子間相互作用を計測することができます。

Point FCS（蛍光相関分光法）

FLUOVIEW FV1200の内蔵PMTを使用してPoint FCSとPoint FCCS (ポイントスキャン蛍光相互相関分光法)を実行できるようになりました。Point FCSは、タンパク質複合体の拡散または結合/結合解除相互作用による輝度の変動を解析するのに対し、Point FCCSは蛍光標識分子の変動を2色で解析し、タンパク質が同じ複合体の一部であることを計測できます。

FRAP解析

FRAP解析法としてはAxelrod解析アルゴリズムがインストールされています。このアルゴリズムは拡散係数と拡散分子の割合の計算に使用され、それによって、円形部分を蛍光褪色させる独自のトルネードスキャンが補完されます。

FV1000およびFV1000MPEとの互換性

本ユニットはFLUOVIEW FV1000およびFV1000MPEシステムとも互換性があります。