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2006年の審査員

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Dr. Sue Aicher - オレゴン健康科学大学(オレゴン州ポートランド)神経科学研究所准教授Aicher博士は、疼痛および自律神経反射経路における正常な機能および病態生理学的機能に内在する細胞機構の研究に注力しています。Aicher博士はまた、国立衛生研究所の共焦点顕微鏡研究部門の一員でもあります。光学顕微鏡におけるAicher博士の専門分野は、全てのモードの明視野(位相差および微分干渉コントラスト)、蛍光、多光子、光活性化および光変換、ならびに上記の先進技術です。

Dr. Simon Watkins - ピッツバーグ大学教授会員兼生物画像センター長Watkins博士の主な関心は、ジストロフィン/細胞骨格系の発生、集合、結合、および正常な筋機能の確立と維持におけるその潜在的な役割です。また、Watkins博士は、毎年夏にメイン州のマウントデザート島(サルズベリー・コーブ)で開催される定量的蛍光顕微鏡課程の陣頭に立たれています。多くの光学顕微鏡技術の中でWatkins博士がセンターで使用したのは、レーザースキャン共焦点、生細胞画像撮影、多光子、デコンボリューション法、微分干渉コントラスト、蛍光褪色後回復法 (FRAP)、蛍光共鳴エネルギー移動(FRET)、スピニングディスク共焦点、レーザー顕微切断のほか、デジタル画像処理に適用される様々な技術などです。Watkins博士はまた、透過型および走査型顕微鏡の経験も豊富です。Watkins博士は、 オリンパス光学顕微鏡教育用ウェブサイトの文献レビューおよびJavaチュートリアルに関する重要な貢献者です。

Dr. Kenneth N. Fish - ピッツバーグ大学精神医学部トランスレーショナル神経科学プログラム助教Fish博士は、わずかな神経アーキテクチャ異常を有するノックアウト変異体と遺伝的変異体を用い、発生における一部のニューロンの位置異常が局所的な回路に及ぼす機能的影響を研究しています。これらの変異体を用いた研究は、統合失調症、自閉症、てんかんに関連する脳接続性異常を引き起こす神経病理学の側面を理解するために有用であると考えられます。この研究で使用された光学顕微鏡技術には、共焦点/多光子蛍光画像撮影、および全反射照明蛍光(TIRFM)と従来型の広視野蛍光法の併用が含まれています。Fish博士はまた、位相差、微分干渉コントラスト、偏斜照明を含む明視野撮影モードの経験も豊富です。

Dr. Douglas B. Murphy - Murphy教授は、バージニア州に新しく創設されたハワード・ヒューズ医学研究所ジャネリアファームの光学/電子顕微鏡研究所の所長です。この研究資源は、研究キャンパス内のすべての研究所に向け、蛍光/共焦点/電子顕微鏡に関する装置とサービスを提供するコア施設です。Murphy博士の研究対象には、細胞小器官輸送における微小管の依存性と関連する微小管の挙動、例えば、ポリマーアニーリングや微小管表面の微小管結合タンパク質のメカニズム(MAP-2)などが含まれます。博士はまた、モータータンパク質の一種であるキネシンの機構および配座要件の探索も行っています。このコア施設は、先進蛍光技術(FRET、FRAP、TIRFM)、複数の蛍光チャンネルでの共焦点/多光子/低速度撮影を専門に扱っています。Murphy博士は、オリンパス光学顕微鏡教育用ウェブサイトの文献レビューおよびJavaチュートリアルに関する重要な貢献者です。

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