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2007年の審査員

Bioscapes Caption 05

Dr. Jason Swedlow - ダンディー大学(スコットランド)ウェルカム・トラスト・バイオセンター現所長Swedlow博士は Open Microscopy Environmentの共同設立者であり、このコンソーシアムは、世界中の光学顕微鏡使用者にとって、デジタル画像データ管理の重要なツールとなっています。Swedlow博士は、 毎年ウッズホール海洋生物研究所(マサチューセッツ州)での分析的/定量的光学顕微鏡課程、また、コールドスプリングハーバー研究所(ニューヨーク)での生細胞画像、免疫細胞化学、In Situハイブリダイゼーションの各課程で教鞭をとられています。Swedlow博士の研究所の中心となる研究は、有糸分裂細胞分裂における染色体分離のメカニズムとレギュレーションについてであり、博士は、蛍光顕微鏡のデコンボリューションアルゴリズムおよび実践的適用の権威として認められています。

Dr. Kenneth N. Fish - ピッツバーグ大学精神医学部トランスレーショナル神経科学プログラム助教Fish博士は、わずかな神経アーキテクチャ異常を有するノックアウト変異体と遺伝的変異体を用い、発生における一部のニューロンの位置異常が局所的な回路に及ぼす機能的影響を研究しています。これらの変異体を用いた研究は、統合失調症、自閉症、てんかんに関連する脳接続性異常を引き起こす神経病理学の側面を理解するために有用であると考えられます。この研究で使用された光学顕微鏡技術には、共焦点/多光子蛍光画像撮影、および全反射照明蛍光(TIRFM)と従来型の広視野蛍光法の併用が含まれています。Fish博士はまた、位相差、微分干渉コントラスト、偏斜照明を含む明視野撮影モードの経験も豊富です。

Dr. Douglas B. Murphy - Murphy教授は、バージニア州に新しく創設されたハワード・ヒューズ医学研究所ジャネリアファームの光学/電子顕微鏡研究所の所長です。この研究資源は、研究キャンパス内のすべての研究所に向け、蛍光/共焦点/電子顕微鏡に関する装置とサービスを提供するコア施設です。Murphy博士の研究対象には、細胞小器官輸送における微小管の依存性と関連する微小管の挙動、例えば、ポリマーアニーリングや微小管表面の微小管結合タンパク質のメカニズム(MAP-2)などが含まれます。博士はまた、モータータンパク質の一種であるキネシンの機構および配座要件の探索も行っています。このコア施設は、先進蛍光技術(FRET、FRAP、TIRFM)、複数の蛍光チャンネルでの共焦点/多光子/低速度撮影を専門に扱っています。Murphy博士は、オリンパス光学顕微鏡教育用ウェブサイトの文献レビューおよびJavaチュートリアルに関する重要な貢献者です。

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