顕微鏡下での観察に近い認識を可能にするアルゴリズム

• 凝集した細胞のカウント：単一細胞だけでなく、凝集した細胞も一つ一つ認識しカウントが可能です。
• 細胞サイズに基づくゲート機能：目的に合わせて細胞の最大および最小サイズが設定できるので、ゴミなどのノイズを排除できます。
• 小さな細胞も逃さずカウント：Live Cell Sensitivity機能によりこれまで困難だった8um以下の小さな細胞の生死判定を顕微鏡下での観察に近いレベルで行えます。
• 細胞希釈容量の自動算出：カウント後に目標の細胞濃度を入力すると、必要な細胞溶液の量を素早く計算します。
• トリパンブルー染色濃度によらずにカウント：Auto Exposure Modeにより、トリパンブルー染色の濃度ばらつきを自動補正して画像を取得することで、より安定した計測が可能です。
• トリパンブルー染色なしでも総細胞数がカウント可能

効率的なデータ管理

データの保存と出力

画像データをTIFFおよびアノテーションTIFF形式で、レポートファイルをPDF形式でUSBメモリーへ保存できます。また、1000回分のカウント結果を本体内部に保存でき、CSVファイルとしてエクスポートすることも可能です。

レポート機能

細胞のカウント時に使用したプロトコール、カウント結果、細胞画像、解析画像、ヒストグラムを記載したレポートファイルを簡単に保存できます。また、レビューモードでは、生細胞・死細胞の数、細胞の平均サイズなどの計測結果を、タッチスクリーンに表示できます。