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自動細胞培養システムが革新性でEdison Awardを獲得

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自動細胞培養機器

OLYMPUS Provi CM20インキュベーションモニタリングシステムが、定量的な細胞培養データのみにとどまらず、賞も獲得しました。 当社の自動細胞培養システムが、2021 Edison Awardsの細胞研究・疾病予防部門で銅賞に選ばれました。

賞の詳細と、受賞へと導いた緻密な設計方法について説明します。

Edison Awardとは

Edison Awardは、新たな製品・サービスの開発、マーケティング、人間工学の設計、イノベーションにおける卓越性をたたえ表彰するものです。

本賞の名前の元となったトーマス・アルバ・エジソン(1847年~1931年)は、製品設計法により米国特許を1,093件取得し、私たちの生活・作業様式を変えました。Edison Awardは、ビジネス界で最も権威ある栄誉の1つです。 受賞者は、各分野の先駆者と発明者の会員により選ばれています。 世界各国の3,000人を超える上位企業幹部、研究者、イノベーション専門家が、優れた品質のイノベーションに投票します。

CM20モニタリングシステムによるEdison Awardの銅賞獲得は、私たちを取り巻く世界を変え、すべての人にとってよりよい社会に貢献する、スマートで革新的なソリューションを届ける当社の取り組みを証明するものです。

受賞製品である細胞培養モニタリングシステムは、どのように設計されたのでしょうか。

名高いリモート細胞培養モニタリング機器の設計

当社は、高品質のライフサイエンスシステムを設計・製造することで、科学者や研究者がプロセスの改善、課題の克服、目標達成を実現するための新たな方法を常に探し求めています。 イノベーションの発端は、当社の事業で最も重要な部分、つまりお客様です。

当社は広範囲にわたる顧客調査を実施し、より定量的で効率的な細胞培養プロセスへのニーズを特定しました。 試作品に取り掛かると、お客様からのフィードバックを集め、ワークフローの共通課題を克服する最終設計品を速く作れるように、外部企業と共同作業を行いました。

従来の細胞培養ワークフローでは、細胞の形態、密度、数などの状態をチェックするため、2、3日おきに細胞培養器からサンプルを取り出し、顕微鏡で観察する必要があります。 プロセスは面倒な手作業で、定性的であるため、作業負荷とコストが高く、ユーザーによって細胞品質結果に差が出ます。

課題からインスピレーションを得て、合理的なソリューションを設計しました。 CM20モニタリングシステムは、リモート細胞観察、自動画像取得、AIによる細胞定量化を組み合わせて、細胞培養の効率と精度を向上させます。

CM20インキュベーションモニタリングシステムの仕組み

CM20インキュベーションモニタリングシステムでは、定量的な細胞培養データをリモートで収集できます。 ヘッドと細胞培養をインキュベーターに設置するだけです。 システムによって定期的にスキャンされ、細胞数のカウントと密度の判定が行われます。 データはPCやタブレットにワイヤレス送信されるので、クリーンルームに入らずに培養をモニタリングできます。

休まず働く有能なアシスタントとして、以下を実現する自動細胞培養システムをご検討ください。

  • 無標識の定量分析結果
  • ラボ全体で一貫性のある結果
  • 費用効果の高いワークフロー

自動細胞培養機器の価値

科学および研究における数多くのイノベーションのおかげで、細胞培養の重要性は増しています。 一例としては、遺伝子編集テクノロジーと幹細胞研究による細胞療法の進歩が挙げられます。

最終的に、細胞療法の品質は細胞の品質に大きく左右されるため、細胞培養の安定を維持するソリューションの需要は高まると予想しています。 受賞したCM20モニタリングシステムは、安定した定量的な細胞培養プロセスに役立ちます。当社は、この製品が科学の進歩に合わせてインスピレーションを与えられるよう願っています。

Olympus Corporation of the Americasのライフサイエンス販売マーケティング部長、リー・ワグスタッフ氏は、受賞について次のようにコメントしています。

「CM20インキュベーションモニタリングシステムの画期的な技術と、この製品が細胞培養市場にもたらす価値が認められたことを光栄に思います」。また、次のように語っています。 「産業がイノベーション、科学的発見、そして生産性の新たな時代に突入するのを受け、製品が細胞培養に及ぼす効果を見るのが楽しみです」

Edison Awardの詳細と、全受賞者の一覧は、こちらをご覧ください。

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リサーチイメージング・プロダクト、副プロダクトマネージャー

Joanna Hawryluk博士は、マサチューセッツ州ウォルサムにあるOlympus Corporation of the Americasのリサーチイメージングの副プロダクトマネージャーです。コネチカット州ストアーズにあるUniversity of Connecticutの生理学・神経生物学部で博士号を取得しています。彼女の研究は、脳幹化学受容神経の電位依存性KCNQチャネルとHNCチャネルによる変調のメカニズムおよびその呼吸ドライブのコントロールについて調べることに焦点を絞っていました。2017年からオリンパスに在籍し、現在は電気生理学顕微鏡BXWIとOpenStandのシリーズおよびAlpha3ライトシート顕微鏡を担当しています。

2021年6月25日
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