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特長
TruFocus Zドリフトコンペンセーターにより、常にピントの合ったシャープな画像取得が可能になります。近赤外レーザーにより、高倍率で観察するサンプルに瞬時にピントを合わせたり、長時間タイムラプス実験でピントを維持し続けることができます。 |
Z ドリフトコンペンセーターTruFocusシステムは、光毒性の少ない安全なクラス1のIRレーザーを用いて容器底面を検出し、フォーカスを合わせます。これまでは、長時間タイムラプスの際にフォーカス位置がずれてしまうため、Zスタックでピント位置前後の複数の画像を撮影する必要がありましたが、TruFocusシステムにより、フォーカス位置のみの撮影でタイムラプスデータの取得が可能なので、細胞へ露光回数を大幅に削減できます。コンティニュアスAFモードでは、温度変化やフォーカスずれに影響されることなく、プラスチック容器に対してもフォーカスを高精度に維持できます。また、ワンショットAFモードでは、フォーカス位置を任意のタイミングで検出可能なため、細胞への光毒性を最小限に抑え、細胞の活性を維持したまま安定したタイムラプス画像を取得できます。 |
使い易さを考慮した設計デッキを挿脱できるIX83のフレームは、TruFocusシステムが無限遠光学系の中に簡単に挿入できるように設計されています。TruFocusシステムを顕微鏡フレームに取り付け、タッチパネルコントローラー (TPC) とイメージングソフトウェアcellSensで操作することができます。TPCからはソフトウェアを介さずににダイレクトにTruFocusシステムを操作することが出来ます。また、イメージングソフトウェアcellSensはTruFocusシステムを用いた高度なタイムラプスイメージングでも簡単な操作で取得を可能にします。 |
ライブセルイメージング専用ユニットZドリフトコンペンセーターと、超音波ステージの組み合わせは、ピントずれや位置ずれのない高精度な撮像が要求される多点タイムラプスイメージングに最適です。さらに、TruFocusシステムの近赤外光は、長期間にわたる実験中の細胞へのダメージを最小限に抑えます。 |
cellSensによる高精度なマルチエリアイメージングオリンパスcellSensソフトウエアは、マルチエリアイメージングを高効率化します。TruFocusシステムのコンテイニュアスAFと組み合わせることにより、96穴マイクロプレートのイメージングが約2分*で可能となり、撮影のスループットを改善できます。 *96穴マイクロプレートの各ウェル1点を露出時間30msで連続撮影した場合 |
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仕様
オペレーションモード | フォーカスサーチ、コンティニアスモード | |
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合焦位置 | 乾燥系対物レンズ | 標本容器の底板 |
液水系対物レンズ | 標本容器とサンプル(培養液)との界面 | |
コントローラー | タッチパネル コントローラー, U-MCZ, イメージングソフトウェア | |
観察法 |
落射蛍光, TIRF(励起波長域: 340 ~ 700nm)
位相差 微分干渉(フォーカスサーチモードのみ) | |
視野数(FN) | 22 | |
レーザー光源 | レーザーダイオード 790nm 240μW | |
検出器 | 分割形検出器 | |
レーザ安全 | クラス 1 (JISC6802 IFC60825 CDRH) | |
寸法 | 287(W) x 63(H) x 272(D) mm | |
質量 | 約 2.1kg |