Olympus Image of the Year Award 2020

グローバル規模では初開催となったImage of the Year Award 2020へ、たいへん多くのご応募をいただき、ありがとうございました。 厳正な審査の結果受賞作品が決定しましたので、審査結果をここに発表いたします。

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IMAGE OF THE YEAR 2020

グローバル最優秀賞

受賞者:Werner Zuschratter (ドイツ)

受賞者:Werner Zuschratter (ドイツ)

Zuschratter氏によるコメント:
Whole rat embryo three channel large scale confocal image of a fixed and cleared rat embryo. Two channels show different autofluorescence of the tissue, whereas the third channel shows the skeleton stained by alizarin red.

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地域最優秀賞

米州

受賞者:Justin Zoll(アメリカ)

受賞者:Justin Zoll(アメリカ)

受賞者によるコメント:Polarized light microscopy panorama of l glutamine and beta alanine crystals.

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欧州

受賞者:Grigorii Timin(スイス)

受賞者:Grigorii Timin(スイス)

受賞者によるコメント: Collagen fibers (second harmonic generation) and dermal pigment cells (autofluorescence) in African house snake embryonic skin; maximal intensity projection of 10 confocal slices.

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アジア・パシフィック

受賞者:XinPei Zhang(中国)

受賞者:XinPei Zhang(中国)

受賞者によるコメント: Scales collected from the wings of over 40 species of butterflies were photographed individually and finally assembled into this image.

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入選

Honorable Mention #1
Jan Martinek (チェコ)

受賞者によるコメント:Anther of Arabidopsis arenosa stained with aniline blue, Z-stack of confocal sections (maximum intensity projection).

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Honorable Mention #2
Laurent Formery (フランス)

受賞者によるコメント:Whole-mount immunofluorescence showing the muscles (cyan, F-actin) and the nervous system (yellows, acetylated tubulin) counterstained by the nuclei (blue, DNA) of a clarified and decalcified post-metamorphic sea urchin juvenile (Paracentrotus lividus).

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Honorable Mention #3
Matt Inman (オーストラリア)

受賞者によるコメント:A polarized light micrograph of crystals formed by the rapid evaporation of water from an aqueous solution of Beta-Alanine (a popular training supplement), and l-Glutamine (an essential amino acid). Home-made tunable wave plate.

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Honorable Mention #4
Sayantan Datta (インド)

受賞者によるコメント:The sample shows a dividing human embryonic kidney (HEK) 293 cell. Green marks the cellular boundary, red marks the mitochondria, while blue shows the separating chromosomes.

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Honorable Mention #5
Derek Sung (アメリカ)

受賞者によるコメント:This immunofluorescence image of an adult mouse testes section was stained for beta III tubulin (blue) and vimentin (red), two markers specific to Sertoli cells. In green are nuclei stained with DAPI, and the various stages of sperm can be distinguished by their nuclear morphology.

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Honorable Mention #6
Yixun Su (中国)

受賞者によるコメント:Titled as “Pollock’s glia”. 3D reconstructed immunostaining image of astrocyte (GFAP+, white), oligodendrocyte (NG2+, blue), and microglia (IBA1+, red) in the brain white matter, which is highly similar to Pollock’s Abstract paintings.

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Honorable Mention #7
MingShu Zhang (中国)

受賞者によるコメント:Microfilament structure in U2OS labeled with fluorescent protein.

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Honorable Mention #8
Nadia Efimova (アメリカ)

受賞者によるコメント:Cultured neurons are a good model to test enzyme replacement therapy (ERT) for many neurological disorders. In this experiment I looked at uptake of engineered enzyme in rat cortical neurons (staining of enzyme is not shown). MAP2 staining was added to visualize outlines of neurons.

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Honorable Mention #9
Walter Ferrari (アルゼンチン)

受賞者によるコメント:This image captures wing scales of the twilight moth Urania ripheus. The image was achieved using the focus stacking technique. For which many photos are taken at different depths and then they are stacked using specific software.

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審査員

ユー・シアン、北京大学-清华大学生命科学総合総合センター 教授、北京大学IDG麦戈文脑科学研究所 研究員

ユー・シアン、北京大学-清华大学生命科学総合センター 教授、北京大学IDG麦戈文脑科学研究所 研究員

研究室の長期的な目標である、自閉症スペクトラム障害(ASD)の治療と診断に貢献するため、経験に依存する神経回路の形成と可塑性の根底にある分子メカニズムの理解に取り組む。研究は、Cell、Nature Neuroscience、Neuronなどの著名ジャーナルにも掲載。中国国家科学財団の「才能ある若い研究者賞」(2011年)、「中国の若い女性科学者賞」(2014年)、「上海をリードする才能」(2017年)、および「科学技術革新リーダー」、「10,000才能プログラム」(2018)など、多くの賞を受賞。共焦点顕微鏡イメージングと定量的画像データ分析に関する幅広い経験と独自の洞察力をベースに、研究者や学生に重要な専門的ガイダンスと提供し続けている。

グレアム・ライト、A*STAR’sリサーチ・サポート・センター (RSC)、アクティングディレクター

グレアム・ライト、A*STAR’sリサーチ・サポート・センター (RSC)、アクティングディレクター

エジンバラ大学で細胞生物学と物理学を、ウォーリック大学のウォーリックビジネススクールでMBAを取得。A*STARリサーチ・サポート・センター(RSC)のアクティングディレクターであり、A*STAR顕微鏡プラットフォーム(AMP)のディレクターでもある。RSCの専任チームは、40を超えるテクノロジープラットフォームおよび科学サービスプロバイダーとのパートナーシップを通じて研究者を育成することを目的として活動している。A*STARの科学テクノロジープラットフォームをサポートし、研究業務を支えることで、高レベルのサービスを確保することを目指す。 RSCの活動は、A*STAR、学術機関、業界など、シンガポールの研究エコシステム全体の生物医学科学者をサポートしている。

本田 郁子、東京大学 医学部・大学院医学系研究科分子生物学分野 水島研究室、特任講師

本田 郁子、東京大学 医学部・大学院医学系研究科分子生物学分野 水島研究室、特任講師

高速1分子蛍光イメージングや超解像顕微鏡法など様々な光学顕微鏡技術を用いた研究経験を豊富に持つ。現在はオートファジー研究で世界をリードする東京大学水島研究室にて、ライブセルイメージングや3次元-光電子相関顕微鏡法などを駆使し、オートファゴソーム形成の分子メカニズム解明に取り組んでいる。また、東京大学医学部 2017年度 Best Teacher’s Award を受賞するなど、教育者としても学生から高い支持を受けている。

ウェンディ・サーモン、マサチューセッツ工科大学 ホワイトヘッド研究所、光学顕微鏡技術者

ウェンディ・サーモン、マサチューセッツ工科大学 ホワイトヘッド研究所、光学顕微鏡技術者

マサチューセッツ州ケンブリッジのホワイトヘッド研究所で顕微鏡技術者として活躍する傍ら、ウッズホールの海洋生物学研究所(MBL)で年1回行われる分析・定量光学顕微鏡短期コースの共同監督を務める。
リッチモンド大学で生物学を学んだ後、故郷であるノースカロライナ州チャペルヒルに位置するノースカロライナ大学で開催されたサマーコースで、光学顕微鏡の驚くべき魅力と出会う。クレア・ウォーターマン博士やデビッド・マクレイ博士と共に生細胞イメージングのトレーニングを受けた後、2002年にコア・ファシリティ施設に着任。過去には、オリンパス「BioScapes」および「Koch Center Image Awards」コンテストの審査員を務めた経験もある。

ジェフ・ウィリアムズ、ブラウン大学 ルデュックバイオイメージングファシリティ、マネージャー

ジェフ・ウィリアムズ、ブラウン大学 ルデュックバイオイメージングファシリティ、マネージャー

ブラウン大学のルデュックバイオイメージングファシリティで、14年の間マネージャー職を担う。コネチカット大学では、視覚芸術・科学・テクノロジー、そして顕微鏡技術を組み合わせて顕微鏡法(電子と光)を研究、その後、ミシガン州立大学院で修士課程を修了し、セントラルミシガン大学でイメージング施設の運営に携わるようになる。過去20年以上にわたり、電子顕微鏡と光学顕微鏡の両方の技術者として技術を磨く中で、科学的な価値に加えてそれぞれの画像が持つ美しさに注目するようになる。「Nanoscape」と名付けられた作品シリーズは、日常の生活の中では見逃してしまうようなミクロの世界を、触覚的かつ印象的に描き出す。

ハリニ・スリーニヴァサッパ、ドレクセル大学 細胞イメージングセンター、ファシリティマネージャー

ハリニ・スリーニヴァサッパ、ドレクセル大学 細胞イメージングセンター、ファシリティマネージャー

ドレクセル大学における光学顕微鏡の中核施設である、セル・イメージングセンターのマネージャーを務める。ハリニ・スリーニヴァサッパ先生は、テキサスA&M大学の大学院で顕微鏡観察と出会い、心臓血管疾患の血管壁リモデリングで起こる、細胞の感知と適応に対する微小環境刺激の役割に関する研究に取り組んだ。この研究が、最終的に生物医学工学の博士号につながることになった。原子間力顕微鏡(AFM)や、回転ディスク共焦点、全反射照明蛍光(TIRF)顕微鏡など、さまざまな顕微鏡技術を横断して10年以上の経験を持つ。ASCBのCOMPASS Outreach助成金により、テキサスA&M大学(TAMU)の研究者による顕微鏡写真を無料で公開したTravelling Micrographs展覧会を企画実施し、キュレーションを担当。一連の展示では、TAMUにおける研究の内容を地域社会と共有し、イメージング研究への関心をかきたてることを目指した。

サハ・シェハブ、UAE大学、教授

サハ・シェハブ、UAE大学、教授

UAE大学において解剖学科の教授を務める傍ら、医学健康科学部における電子顕微鏡および画像ユニットのディレクターとしても活躍している。医学の学位に加えて、英国のシェフィールド大学で博士号を取得し、UAE大学に着任する以前は、UMIST、シェフィールド大学、グラスゴー大学、アバディーン大学など、英国のいくつかの大学でも教鞭をとった。神経科学の分野で53の論文を発表するほか、論文に掲載された5つの図録と2つの画像でNeuroArtの受賞歴を持ち、神経科学分野の国際ジャーナルにおいてカバーページに採用された実績もある。

シアン・カリー、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン MRC-LMCB、博士研究員

シアン・カリー、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン MRC-LMCB、博士研究員

2009年の夏の研究プロジェクトで本格的に顕微鏡の使用を開始し、マウスの蝸牛におけるカルシウムシグナル伝達を研究する中でより深くイメージングに携わるようになる。ロンドン大学で博士号を取得し、そこで新しいSTED顕微鏡技術を開発、CW-STEDの基礎となる光物理学を調査。2014年からは、UCL分子細胞生物学研究所のポストドクターとして、リカルド・エンリケス教授と共同研究に取り組む。現在は、特にオープンソースの画像分析を通じて、超解像顕微鏡の新しい手法を開発中。また、コースや会議での指導を通じてイメージング技術を広めることにも情熱を傾けており、Royal Microscopical Societyとは共同で「Women in Microscopy」と題したオンラインリソースを設立した。

シュテファン・テルユング、EMBLハイデルベルグ ALMF、オペレーションマネージャー

シュテファン・テルユング、EMBLハイデルベルグ ALMF、オペレーションマネージャー

ハイデルベルク大学で生物学と化学を学ぶ中で、顕微鏡技術に対する強い関心を持つようになる。細胞生物学研究所では、論文執筆のため、二光子顕微鏡の生物学的応用に取り組んだ経験も持つ。2003年にEMBLハイデルベルクの先進光学顕微鏡施設(ALMF)に加わり、2004年にはハイデルベルク植物科学研究所(HIP)で植物学の博士号を取得。 EMBLハイデルベルグでは、光学顕微鏡技術に関する講座の企画と指導に携わっている。

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Image of the Year 2019 – グローバル最優秀賞受賞者

IOTY 2019 global winner

受賞者:アイナラ・ピントール(スペイン)

サンプル:2種類の蛍光色素で染色したマウス脳スライス切片を蛍光イメージングしたもの。

受賞者によるコメント: "The stunning fluorescence image shows the immunostaining of Thy1-EGFP mouse brain slice with two fluorophores. In green, the excitatory hippocampal neurons, which express Green Fluorescent Protein under Thy1 promoter. In red, Fat mass and obesity-associated (FTO) protein revealed with Alexa Fluor 594 antibody. In blue, cell nuclei labelled with DAPI. Captured with a super resolution confocal microscope system."

その他の受賞作品はこちら

BioScapes – International Digital Imaging Competition from 2004 to 2014

Olympus BioScapes

2004年から10年の間実施されたオリンパスBioScapesに約70カ国から応募された計2,500作品に及ぶ顕微鏡写真の中から、美しい入賞作品をご紹介しています。

 BioScapesギャラリーを見る

応募方法

スケジュール

  • 応募:2020年9月15日(火)~ 2021年1月31日(日)*
  • 審査員は、提出された顕微鏡画像の芸術的、視覚的側面、科学的影響、技術熟練度の観点から審査を行います。

*応募期間が1月31日まで延長されました。

応募枚数

  • 一人3作品まで応募可能。
  • 画像フォーマットはJPEGまたはTIFFのみ、画像サイズは合計10MBまで。

応募作品の著作権について

  • 弊社はプロモーションの為に本コンテスト期間中および本コンテスト終了後に弊社Webサイト、カタログ、ポスター、雑誌書籍、学会及びその他イベントでの展示、作例等プロモーションに使用します。
  • 応募者は画像の作成者としてクレジットされるため、アップロードされた画像の作成者である必要があり、その画像はいかなる第三者の権利も侵害しないことに注意してください。詳細については以下「応募規約」を参照ください。

注意事項

  • 18歳以上であれば、どなたでも応募可能です。
  • 応募いただける画像は、顕微鏡画像に限ります。
  • 弊社関係者(当事者、関連会社含む)の投稿は禁止します。

応募規約 (PDF, 217 KB)

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